2007年3月7日水曜日

HACCPの基礎:その3

CODEX(コーデックス)について


各国の食品衛生基準は、食品衛生法並びに関係法令などで明文化され且つ罰則付きとなっています。勿論慣習法的な不文律も存在し、それなりの機能を果たしています。

日本の食品衛生法とHACCPとが関係している条文は、4条・7条・19~20条となっており、少なからずCodex食品衛生の一般原則からの影響を受けています。又Codex委員会の(CAC)のガイドラインがHACCPの土台となっています。

CACとは1962年にWHO(世界保健機関)とFAO(国連食糧農業機関)が合同で作り上げた国際的な機関で、その由来はコーデックス・アリメンタリウスというラテン語から来た言葉で、食品規格という意味を持ち、国際的な食品(衛生)規格(Codex):”一般的衛生管理事項”を作っています。


正式には「コーデックス・アリメンタリウス・コミッション」(Codex Alimentarius Commission)と言い、CACと略称されています。


既にCACは、Codex(国際食品基準)として(1)基本となる文書(2)HACCPガイドライン(3)HACCP評価ガイドライン(4)リスクアセスメント・ガイドラインを公表しています。(CODEXのサイト上で、国内の代表者連絡先が公開されています。

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